耳のトラブルや病気などが難聴を引き起こす

難聴は「耳のトラブル」や「耳の病気によるもの」「耳以外の病気によるもの」など原因は様々です。

ここでは、原因別にどんな難聴があるのか?見ていきましょう。

耳のトラブルが原因で起こる

耳垢

「耳掃除はあまりやりすぎると良くない」「耳垢は自然と出てくるので耳掃除はたまにで良い」などと言われていますが、必ずしもそうとは言い切れません。

何故なら、耳垢が耳の中にたまりすぎて難聴に似た症状を引き起こす場合があるからです。耳垢が原因で起こる難聴の場合、耳垢を除去することで正常な聞こえを取り戻すことができます。

但し、高齢の方や何らかの原因で耳掃除をすることができない方の場合は、耳鼻科を受診し除去してもらいましょう。

また、耳垢が詰まりやすい体質の人もいるので、自分で除去できない場合は定期的に通院して除去してもらうことをおすすめします。

耳掃除

適度に耳を掃除することはとても良いことですが、強くやりすぎたり間違ったやり方で掃除すると耳の中を傷つけてしまいます。

これが「耳掃除はあまりやりすぎると良くない」と言われる由来だと考えられます。

少しの傷なら特に問題はありませんが、大きな傷がかさぶたになってしまうと外耳道をふさいでしまって音が聞こえづらくなることもあるのです。

また、耳掃除によって耳の中が炎症を起こし腫れてしまうと、聞こえが悪くなることもあります。

耳掃除は適度に、耳の中に傷をつけないよう十分注意して行いましょう。

耳の病気が原因で起こる難聴

急性中耳炎

風邪を引いた時など、一度は掛かったことのある方も多いのではないでしょうか?

「急性中耳炎」とは、耳管を通って侵入した細菌が中耳に炎症を起こす病気で、発熱や耳の痛みといった症状があります。

通常は投薬治療で治りますが、痛みが治まってもまだ炎症が治まったとは限らず、自己判断で投薬をやめてしまうことで悪化させてしまうこともありますので注意が必要です。

特殊な菌が感染に関わっていたり症状が重篤な場合は難聴の原因となる場合もあります。

「急性中耳炎」を発症してしまったら、自己判断せず医師の指示に従って正しく治療を続けましょう。

滲出性中耳炎

「滲出性中耳炎」は同じ中耳炎でも、急性中耳炎とは違い痛みがほとんどない場合が多いので気づきにくい中耳炎で、鼓膜よりも奥にある中耳腔という場所に液体がたまっている中耳炎のことをいいます。

子どもや高齢者が発症することが多く、痛みがないので気づくのが遅れてしまうというケースも少なくありません。

「滲出性中耳炎」の場合、中耳腔にたまった液体が音の伝わりを邪魔するため、聞こえが悪くなることがあります。

お子さんや高齢者の場合、自分よりも周りの家族が気付くことも多いので、テレビの音が大きい、名前を呼んでも気づかないといった症状が現れたらすぐに耳鼻科を受診することをおすすめします。

真珠腫性中耳炎

「真珠腫性中耳炎」とは、中耳炎を繰り返すうちに一部の組織が真珠のような球形になって増殖し、耳の骨を破壊してしまうという病気です。

「真珠腫性中耳炎」によって難聴を始め、めまいや顔面麻痺などの症状を引き起こし、悪化すると命に関わる病気を引き起こす可能性もありとても怖い耳の病気で、完治させるには手術を行なうしか方法がありません。

耳管狭窄症

耳管とは耳と鼻とをつないでいる管のことで、あくびやものを飲み込むときなどに開き、中耳を換気する役割を持っています。

しかし、何らかの原因によってこの調節がうまくいかずに常に耳管が狭まっている状態を耳管狭窄症といいます。

耳閉感や軽度難聴などの症状があり、耳鼻科での治療が必要となります。

耳以外の病気が原因で起こる難聴

帯状疱疹

「帯状疱疹」とはウィルス感染症の一種で、帯状に赤い発疹と水疱が出現し、強い痛みを伴います。
この「帯状疱疹」のウィルスが内耳へと感染してしまうことで難聴の原因となってしまうことがあるのです。

「帯状疱疹」は、免疫力の低下や疲労、ストレスなどが原因となって発症することが多く、誰でも起こり得る病気の一つです。

「帯状疱疹」を予防するには、水疱瘡の予防接種や体を休めることが大切だと言われています。

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