難聴ってどんな障害なの?

「難聴」という病名を耳にしたことはあるけど、具体的にどんな病気?と聞かれると、「耳に関する病気」「耳が不自由になる病気」ということ以外はよく分からないという方は少なくないでしょう。

では具体的に「難聴」とはどんな症状を指すのか?
見ていきましょう。

難聴とは、簡単にいうと「音の聞こえ」に問題がある状態のことをいいます。 全く聞こえないのではなく、聴力はある程度あるものの「聞こえにくい」「うまく聞き取れない」といった症状ですね。

原因や症状の度合は人それぞれですが、事故や病気によって起るケースや加齢によって起るケース、また、ストレスなどが引き金となって起るケースなど様々です。

最近では、原因不明で急に耳が聞こえなくなってしまう突発性難聴になってしまう方も少なくなく、誰でも起こり得る障害だと言われています。

もしかして難聴!?

「人の声がうまく聞き取れない」「音に鈍感なような気がする」「最近、テレビの音量を上げることが増えた」など、聞こえに関して気になることがあり「もしかして自分は難聴なのでは?」と悩まれている方は多く存在します。

しかし、こうした悩みを持たれている方、全てが難聴なのか?というとそうではないのです。

例えば

  • 耳から入る情報を処理する力が生まれつき低いケース
  • ストレスやその他の身体的な問題で聴力が低下してしまったケース

など、難聴以外に原因があるケースも少なくありません。

聞こえに関して「難聴なのか?」「その他に原因があるのか?」は、自己判断することができない為、病院で検査する必要があるのです。

「病院で検査するのは怖い」という方もいるでしょう。

しかし、難聴検査は痛みを伴うことはありませんし、健康診断で行われる「聴力検査」と同じ方法で、音を聞く種類が増えるだけですので安心です。

「もしかしたら難聴なのでは?」とお悩みの方は、是非一度、専門医による検査をおすすめします。

難聴の診断基準ってある?

難聴か否かを診断するには「オージオメーター」という機械を使用して行います。音の大きさをdB(デシベル)という単位で表し、どの程度、聞こえているかを診断します。

数字に比例して音も大きくなっていきますので、少しずつ数字を上げていき何dB以上になったら聞こえるかを計測し判断するのです。

判断基準としては、

  • 30dB以上の音でないと聞こえない → 軽度難聴
  • 30dB以上の音でないと聞こえない → 中度難聴
  • 70dB以上の音でないと聞こえない → 高度難聴

となっています。

生活音で例えると、自動車のクラクションが100dB、犬の鳴き声90dB程度といわれています。

難聴は珍しい障害ではありません

「難聴かも?」と悩む方の多くは身近に難聴の方がいないと「自分だけ・・・」と不安になってしまうようです。

確かに、今まで特に問題なく聞き取れていたのに「聞こえにくい」「聞き取りにくい」症状があると不安になってしまいますね。

厚生労働省が発表している日本の難聴者の数は約30万人と推定されています。

しかしこの数字の中に入っているのは非常に聴力の低い18歳以上の方だけであり、実際にはこれ以上だと言われています。

また、世界における難聴者数は5億人以上とされており、決して珍しい障害ではありません。また、今後、高齢社会進んでいくと共に、加齢による難聴者が増えると予測されています。

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