障害者手帳について

「障害者手帳」をご存知でしょうか?

障害者手帳とは、障害者として日本にて公的機関に認定を受けると発行される、障害を証明するための手帳のことをいい、各自治体の福祉事務所に申請することで取得できます。

顔写真と名前や住所、生年月日や障害の等級などが記載されており、どのような障害を持っているのかは書かれません。

この手帳を持っていることで色々な割引や国の福祉施策などが受けることができるのです。

ここでは、障害者手帳を持つメリットとデメリットを見ていきましょう。

障害者手帳を持つメリット

細かいところは自治体や障害の等級によって異なりますが、障害者手帳を取得することでさまざまなメリットが発生します。

  1. 「障害者控除」といって税金の面で優遇されます。所得税や住民税が控除され、安くなる場合があります。
  2. 障害者手帳を提示することで、交通機関の運賃の割引、美術館や博物館などの公共施設の入場料が無料になることもあります。
  3. 自治体によっては地下鉄やJRなどの鉄道運賃が無料になるところもあります。
  4. 遊園地などの娯楽施設でも、障害者手帳を提示することで入場料が安くなるところが多く存在します。
  5. 障害者認定を受けていますのでホームヘルプサービスやデイサービスなどを受けられる場合もあります。
  6. 自治体によっては医療費の助成や補聴器を購入する際の援助などがある場合もあります。
  7. 自治体によってはタクシーの割引チケットを発行してくれることもあります。
  8. 自動車の税金が割引されたり、高速道路を通行する際に料金が割引になったりします。
  9. 携帯電話会社によっては障害者手帳を持っていることで通常より少し安い料金プランが存在します。
  10. もし生活保護を受けるようになった場合には、障害者加算がされるため通常よりも少し高い保護を受けることができます。
  11. NHKの受信料の割引や支払いが免除されたりします。
  12. 障害があることで生活に支障が出ている場合には、障害者年金を受け取ることができます。
  13. 特別支援学級や障害者向けの商業訓練校へ通うことができます。
など。

障害者手帳を持つデメリット

障害者手帳を持つことで様々なメリットがある反面、人によってはデメリットと感じる面があるのも事実です。

では、障害者手帳を持つことで起こるデメリットを見ていきましょう。

  1. 就職する際には、「障害者雇用」という形になります。
    しかし、就職先の企業によっては出世などのコースから外れる可能性がある為、出世願望の強い方にとってはデメリットと感じる部分だといえます。
  2. 一部の生命保険には新規で加入することができない場合があります。
    また、加入できたとしても、支払う金額が通常よりも高額になってしまうこともあるのです。
    但し、これは生命保険会社によって異なりますので、生命保険に加入を検討される場合は複数の保険会社の保障内容や掛け金などを比較すると良いでしょう。
    複数の保険を取り扱っている保険屋さんに相談するのもおすすめです。
  3. 住宅や車を購入する際のローンの審査が通らならかったり、保険加入などの条件が必要になるケースもあります。
    但し、障害の有無に関係なくローンの審査には支払い能力があるかないかを審査されますので、一概に障害者だから・・・という訳ではありません。

このように、人によっては障害者手帳を発行されることでデメリットを感じたり、中には障害者手帳を持つことに苦痛を感じられる方がいるのも事実です。

特に中途疾患の方には自分が障害者であるということを受け入がたく、手帳を取得することで障害者であると社会から認められてしまった、と苦悩してしまう方もいるでしょう。

障害者手帳は必ず取得しなければいけないものではありません。
自分が障害を持っているということを受容できていない場合は、障害者手帳の取得を保留してみるのも一つの方法だといえます。

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