混合性難聴とは?

「音が聞き取りづらく、ボリュームを上げれば聞こえる」という伝音性難聴の症状と、「音は聞き取れるが判別ができない」という「感音性難聴」の症状。

この感音性難聴と伝音性難聴、二つの症状が合わさった難聴を「混合性難聴」といいます。

音を伝える部位にも音を判別する部位にも問題のある難聴ということですね。

この「混合性難聴」は、加齢による老人性難聴に多いといわれています。

混合性難聴の症状

音を伝える部位にも音を判別する部位にも問題のある「混合性難聴」。

補聴器をつければ問題なく聞き取れるという方や、補聴器をつけても聞き取りが不可能という方など、症状は様々です。

始めは伝音性もしくは感音性どちらか一方の難聴だったが、治療が遅れたり悪化したりすることでもう一方の症状も出現してしまい混合性の難聴になってしまったというケースが多いといわれています。

伝音性難聴もしくは感音性難聴を発症した際、治療を怠ることで混合性難聴になってしまう可能性があるということですね。

特に伝音性難聴の場合、薬を飲めばいいから、悪化したら手術をすればいいからと軽く考えて放置してしまうケースが少なくありません。

また感音性難聴の場合、治療法がないからと諦めてしまう方もいるのです。

しかし、治療をせず放置してしまうと状態の悪化や「混合性難聴」の発症が起こりやすくなってしまいますので注意が必要です。

どのような場合でも耳が聞こえづらいという症状は放っておいて良いものではありません。一度異常を感じたら速やかに治療を行いましょう。

混合性難聴の治療

感音性難聴と伝音性難聴、二つの症状が合わさった「混合性難聴」。

その治療法は、対象療法しかないのが現状です。

音を伝える外耳や中耳、鼓膜の部分の異常は外科的な手術や投薬でほとんど治すことができます。

しかし、音を判別する有毛細胞や聴神経の部分への有効な治療法はまだ確立されていない為、現時点では音の聞こえを改善する方法や病気の進行を食い止める方法はありますが、完治することは難しいと言われています。

その為、少しでも聞こえやすくする為の方法として、補聴器の使用や人工内耳をつけての対処などが挙げられますが、それぞれの体の状態や症状によって最適な改善方法は違って来るため、「これが良い!」とは言い切ることはできません。

しかし、どのような症状であっても器具の装着や手術など、ご自身にとって一番有効な方法は何か?を主治医に相談すると良いでしょう。

現在、「混合性難聴」は対症療法しかないのが現状ですが、再生治療技術が今よりも進歩すれば、近い将来に完治が可能になるかもしれません。

そんな近い将来の為にも、治療を続けることはとても大切なことなのです。

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